
<第一章>
闇に包まれた、目指す異国は
未だに見えず・・・
我が道は、果てしなく続く
イバラの道を進み傷だらけの我身体
赤き血は流るる
道に染みいる我が赤き血は
黒く道程を築く
その痛みに耐えれぬ我は
横道に逸れる
我、いざ悩まんとするが
異国を目指す道は
暗い影を落としている
我立ち止まり漆黒の空を見上げる
いざ戻らんと、いきり立つ
異国に続く道は
漆黒の沼を貫いている
さぁ!進もうぞ
底の泥は、まるで大蛇のように絡みつく
重い足を引きずりながら進もうぞ
みなもには、白き軌跡が続いてる
もがく我に一艘の船が近づく
船の舵を取る異国の民は
こう呟く
旅人よ。助けが欲しいか・・・
汝の道を切り開く心が無ければ
助けよう
助けよう
どうか、木の枝をお貸しください
一言我、発するが異国の民は答えぬ
我、未だに沼を抜け出せぬ
ここで、息絶えるのも良かろう。
我が人生なのだから・・・
異国に続く長い道
漆黒の影は未だ晴れず
見えない異国にたどり着けるのだろうか・・・
鉛色の空に一筋の月明かり
その蒼明な明かりに
我、心を奪われる
しかし、異国の民は光を遮る
異国の民は、我に問う
汝、光に何思う
答えられぬ我に
異国の民は蒼明な光を漆黒のベールで遮る
我の心は漆黒の影に毒される
我の弱き心
神に甘えしとうございます
安らぎと明かりを授けたまえ
神は答えぬ
神は新たに双璧の山を造らん
抜け出せぬ、沼の眼前に
神は新たな試練を
我に与えらん
異国に続く道
果てしなく続く道
遠く続く道
我、孤独に耐えらん
一人、歩む旅
我に神のご加護はあるのか・・・